慧眼

ミケル・エチャリ

 

バスク代表監督でスペイン、バスク地方レアル・ソシエダ、エイバル、アラベスなど

 

有力クラブで強化部長、育成部長、監督、戦略分析担当、スカウトなどの要職を

 

数十年に渡って歴任

 

日本代表のパフォーマンスも長年に渡ってフォローしているスペインの慧眼。

 

先日のコスタリカ戦に関しても

 

全体から個々の選手の評価まで詳しく評価されています。

 

 

正直、元代表の肩書でも

 

聴くに値する解説か否かはひとによって全く異なります。

 

例えば

 

戸田和幸さん

 

非常に勉強熱心で詳細に渡って的確で分かりやすい解説をされています。

 

その戸田さんとスポーツジャーナリストの中西哲生さんが先日の試合を

 

you tube」でライブでの解説の配信をされていました。

 

解説のクオリティもさることながら、既存の枠組みを越えた

 

新しい、画期的な流れだと思います。

 

前述のエチャリさんを含めて、複数のかつ様々な角度からの視点が有るほど

 

還元されるものも大きくなるはずです。

 

前回の記者会見にも通ずる面があると感じます。

記者会見

大坂なおみ選手の帰国後の記者会見の質問内容について

 

賛否両論の意見が出ているそうです。

 

「彼女は芸能人じゃない」

「質問がテニスに関係ない」

「多くのひとは彼女がどんなひとなのか関心があったから妥当」

などなど

 

よくみる光景です。

 

大坂選手の会見は現状の一端を表しているに過ぎません。

 

一方、某体操協会でパワハラが持ち上がっている幹部の方は

 

公職で要職にありながら、オープンな形での記者会見すら行っていません。

 

 

最近、記者会見を通じていろいろなことが透けてみえてきている気がします。

 

いみじくも最新号のNumberでは

 

「越境フットボーラー欧州戦記」と題して

 

この20年間の日本人選手のヨーロッパ挑戦を特集しています。

 

number.bunshun.jp

 

この中で表紙を飾っている中田英寿選手は

 

メディアとの関係に苦悩し

 

個人のホームページを開設してダイレクトに自身の意見を表明するルートを

 

独自に作り出しました。

 

いまとなっては当たり前ですが

 

当時としては相当に画期的な動きでした。

 

今回の大坂選手の快挙やヨーロッパで活躍する日本人サッカー選手、大リーグで活躍するプロ野球選手など

 

選手のレベルや実績は明らかに向上していると思いますが

 

一方で、メディアはどうなんでしょう。

 

運営や経営層はどうなんでしょう。

 

もちろん、一概には言えません。

 

「スポーツはビジネスの先行指標である」

 

News picksの佐々木紀彦さんが著書で書かれています。

 

新しい風や波に敏感になり、フォローしていきたいです。

プラットフォームへの視座

引退を控えた安室奈美恵さんから各メディアへ取材の自粛を訴える

 

「お願い」がオフィシャルサイトへ掲載されたそうです。

 

親族への取材で自宅へ押し掛けたり、甥っ子へ待ち伏せ取材をされたり

 

という状況にあるそうです。

 

加熱する取材に対する訴えは過去に市川海老蔵さんからもありました。

 

メディアの中で現状を改善する手立てはないのでしょうか。

 

というか改善するつもりはあるのでしょうか。

 

 

 その状況は官房長官の会見での望月記者への対応に対してのその周りの記者の対応と

 

重なる気がします。

 

プラットフォームが崩れたら底が抜けるのに。。

シリコンバレーの思考、ならぬ嗜好

ちょっと気になるフレーズがいくつかあったので備忘録。

 

パナソニックの副社長、馬場さんのお言葉。

 

「失敗しないと恥だ」

 

日本社会はテクノロジーなり才能を持った人間の失敗に対して不寛容すぎると。

 

シリコンバレーでは3、4回失敗しないと相手にされないそうで。

 

また、シリコンバレーはとにかく無国籍化したエリアで

 

世界を俯瞰して見ることが出来るそうです。

 

シリコンバレーに住んでいるひとたちは母国や所属企業の国籍を全く意識せずに議論し

 

「世界が困っていることに貢献する」という意識が非常に強いエリアなんだそうです。

 

さらには、いま人類史上にないくらいシリコンバレーにテクノロジーが集中していて

 

世界の数十億人に対して影響を与えているんだそうです。

 

その生態系と思考は大変、示唆に富んでいると思います。

 

こういう動きが、一部の地域に集約しているのも興味深いですね。

Naomi Era

今日は本当に歴史的な日になりました。

 

大坂なおみ選手の全米オープン優勝は本当に偉業だと思います。

 

全米オープン決勝で相手がセリーナ・ウィリアムズ

 

この上ない相手をまさに圧倒しての優勝です。

 

完璧主義だった彼女に新コーチがスーパーポジティブを加えて

 

メンタルがより安定したそうで

 

本当に素晴らしい成果だと思います。

 

なによりこんな嬉しいニュースの価値は図り知れません。

 

改めてスポーツの価値を感じました。

 

いい日曜日になりました。

 

Congratulation!Naomi!

リ・スタート

人間は忘れる生き物である

 

ドイツの学者さんの言葉だそうです。

 

ホントにそうだなと思います。

 

生きていればいろんなことがあったり、いろんなことを感じたりしますが

 

ふとしたときに思い出すことが出来たり

 

はたまた、同じ出来事や感情を共有できたりできるような

 

つながりが持てることにも期待して

 

ブログをはじめてみたいと思います。