記者会見

大坂なおみ選手の帰国後の記者会見の質問内容について

 

賛否両論の意見が出ているそうです。

 

「彼女は芸能人じゃない」

「質問がテニスに関係ない」

「多くのひとは彼女がどんなひとなのか関心があったから妥当」

などなど

 

よくみる光景です。

 

大坂選手の会見は現状の一端を表しているに過ぎません。

 

一方、某体操協会でパワハラが持ち上がっている幹部の方は

 

公職で要職にありながら、オープンな形での記者会見すら行っていません。

 

 

最近、記者会見を通じていろいろなことが透けてみえてきている気がします。

 

いみじくも最新号のNumberでは

 

「越境フットボーラー欧州戦記」と題して

 

この20年間の日本人選手のヨーロッパ挑戦を特集しています。

 

number.bunshun.jp

 

この中で表紙を飾っている中田英寿選手は

 

メディアとの関係に苦悩し

 

個人のホームページを開設してダイレクトに自身の意見を表明するルートを

 

独自に作り出しました。

 

いまとなっては当たり前ですが

 

当時としては相当に画期的な動きでした。

 

今回の大坂選手の快挙やヨーロッパで活躍する日本人サッカー選手、大リーグで活躍するプロ野球選手など

 

選手のレベルや実績は明らかに向上していると思いますが

 

一方で、メディアはどうなんでしょう。

 

運営や経営層はどうなんでしょう。

 

もちろん、一概には言えません。

 

「スポーツはビジネスの先行指標である」

 

News picksの佐々木紀彦さんが著書で書かれています。

 

新しい風や波に敏感になり、フォローしていきたいです。